英検3級ライティングの「Eメール問題」以降——紙で型をつかみ、アプリで練習する一冊

2024年度から英検®のライティングに加わった新形式「Eメール問題」。旺文社は2026年3月19日、『英検®分野別ターゲット 英検®3級ライティング問題 改訂版』を出す。紙の問題集なのに、音声とCBTの“練習場所”までつながっているのが今の勉強道具らしい。

ライティングって、正解が一つに見えないぶん、手が止まりやすい科目だ。そこに形式変更が重なると、「どこを直せば点になるのか」がさらに見えにくくなる。2024年度から導入された英検®のライティング新形式「Eメール問題」に合わせて、旺文社の『英検®分野別ターゲット 英検®3級ライティング問題 改訂版』が2026年3月19日に登場する。注目点は“新形式対応”そのものより、紙の中と外に、練習の導線が用意されているところかもしれない。

話題の中心は、新形式「Eメール問題」だ。英作文と同じく英語で書く力が問われる一方で、Eメールという形があるぶん、用件の整理や状況に合わせた書き方も表に出てくる。

今回の改訂版は、旺文社が刊行する英検®ライティング対策に特化したシリーズの一冊。書誌情報としては、A5判・104ページ・2色刷で、定価は1,210円(税込)。ISBNは9784010935743。商品ページは https://www.obunsha.co.jp/product/detail/093574 に置かれている。

中身は「攻略ポイント → 練習問題 → 模擬テスト」という段階式。Chapter 1は「攻略ポイント」で、解答のしかたを押さえながら、採点されるポイントを確認するパートとされている。いきなり書き始める前に、採点の目線を先に見せていく順番だ。

ここでの“好きポイント”は、練習問題に模範解答だけでなく、NG解答例も付くとしている点。こういうの、地味に助かる。間違い探しというより、「それっぽく書いたのに伸びない」を避けるための地図になるからだ。

紙の外にも練習の場がある。Chapter 2・3・4の「模範解答」には読み上げ音声が用意され、旺文社の公式アプリ「英語の友」と音声データダウンロードに対応する。アプリの案内は https://eigonotomo.com/ 。「英語の友」は、旺文社の英検®やTOEIC®L&Rテスト、TOEFL iBT®、TEAPなどの対策書に対応した音声をスマートフォンで聴ける公式アプリとされ、対応書籍は300冊以上と記載がある。なお、音声サービスは予告なく変更・終了することがある。

模擬テストは、旺文社の公式学習アプリ「学びの友」(iOS/Android)に対応し、パソコンからアクセスしてタイピング練習などのCBT対策もできる、とされている。URLは https://manatomo.obunsha.co.jp/ 。「学びの友」は旺文社の問題集100冊以上に対応し、一問一答・自動採点・チャート分析などの機能がある、と公式サイトで説明されている。本文には、リスニング問題の音声再生、問題の絞り込み、学習カレンダー(学習記録の確認)にも触れられている。

紙で「型」と「採点の見方」を整え、スマホで音声に触れ、PCで“打つ”練習までつなげる。勉強が、机の上だけで完結しなくなっている空気が、そのまま形になったような一冊だ。

英検®は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標で、この書籍内容は同協会の承認や推奨などを受けたものではない、と明記されている。試験の形式が変わる話は、どうしても「対策」に寄りがちだけれど、実際に効いてくるのは、練習のしかたそのものがどう組み替わるか。紙の問題集に、音声とCBTの練習場所が並走する——その景色を、2026年3月19日発売の改訂版が静かに映している。

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出典

  • 原題:リニューアル後のライティング問題に対応!旺文社の『英検®分野別ターゲット英検®3級ライティング問題 改訂版』3月19日(木)刊行 | 株式会社旺文社のプレスリリース
  • URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000353.000055026.html

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