総フォロワー355万人の料理研究家・だれウマが共同代表として立ち上げた冷凍弁当ブランド「ごちそうShape」。栄養の目安、2月のテスト販売、3月20日開始のCAMPFIRE——点で見える情報を、ひとつの流れにして整理する。
インフルエンサーの名前が並ぶ食品は、もう珍しくないですよね。今回の「ごちそうShape」で目を引くのは、“監修”ではなく、料理研究家・だれウマが自分で起業し、事業の側に立っているところ。冷凍弁当そのものの話に加えて、数字の置き方や、支援の集め方まで含めて、いまっぽい食の動きが見えてきます。

まず前提から。冷凍弁当ブランド「ごちそうShape」を手がけるのは、株式会社望礼。本社は大阪府大阪市で、共同代表として「だれウマ」「首藤望」の名前が公表されています。総フォロワー数は355万人。ここが、いわゆる「名前を貸す」型とは少し違う入口です。
扱うのは、高たんぱくを軸にした冷凍弁当。設計の目安として示されているのは、たんぱく質30g以上、脂質15g以下、糖質30g以下(目安)、塩分2.5g以下(目安)。栄養バランスは管理栄養士の確認も入れている、とされています。食事って、意思だけだと続かない日があるから、こういう“数字の手すり”があるのは地味に助かるタイプです。

時間の感覚も、はっきり言い切っています。資料では「5分」で食べられることを前に出している。ただ、電子レンジの条件などは読み取れないので、ここは今後の説明待ち、といったところ。
動きが具体的に見えたのは、2026年2月のテスト販売です。5種類・計1,000食を用意し、結果は即完売。価格は1食920円(税抜)でした。一方で、将来的には「1食700円台」を見据えるとも書かれています。冷凍弁当は作る規模が価格に響きやすいので、値下げの宣言というより、“量を出せる体制へ寄せたい”という意志表示に近いのかもしれません。

その体制づくりの一手として選ばれているのが、クラウドファンディング。CAMPFIREで、2026年3月20日(金)に開始予定です。第一目標は1,000万円、最終的に3,000万円規模の支援獲得を目指すとされています。資金の使い道として挙がっているのは、生産規模の拡大、メニュー開発、そして定期便サービスの開始など。
ここで、個人的に「これ、ちょっと好き」と思ったポイントがひとつ。リターン例に「年間フリーパス」「レシピ命名権」が入っていることです。食べ物の支援って、基本は“食べる”に戻ってきがちだけれど、名前をつける権利みたいに、関わり方を少しだけ増やしている。買い手と作り手の間に、薄いけれど確かな通路をつくる感じがします。

商品側の広がりも触れておくと、現時点のメニューは5種類。加えて、20種類以上の新レシピ開発が進行中とされています。ラインナップ例としては、カレー、ハンバーグ、軽食、スイーツ。
一方で、一般販売の開始日や販路(ECか店頭か)、配送可能エリア、送料、セット内容など、生活に落とし込むための情報はまだ読み取れません。冷凍弁当は“続けられるか”が肝なので、このあたりがどう埋まっていくかで印象は変わってきそうです。

「ごちそうShape」の話は、冷凍弁当の新ブランドというだけでなく、インフルエンサーが食の現場にどう関わるか、の見取り図にもなっています。共同代表として名前が出ていること、テスト販売の数字があること、そして3月20日からCAMPFIREで支援を募ること。点で出ている事実をつなぐと、“監修”という言葉だけでは片づかない距離の近さが見えてくる。次に出てくるのは、食べ方より先に「どう続けられる形にするか」かもしれません。
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出典
- 原題:総フォロワー355万人・料理研究家だれウマが「起業」。高たんぱく冷凍弁当ブランド『ごちそうShape』3/20よりクラファン始動 | 株式会社望礼のプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000178862.html








