アディダス ジャパン(東京都港区)が「サッカー日本代表 2026 アウェイ ユニフォーム」を公開。オフホワイトのボディに、11色のストライプと中央の赤。ロゴはトレフォイルで、1995年以来だという。デザイン、記号、素材、買い方まで、一枚の背景をほどいてみる。
アディダス ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:萩尾孝平)が、「サッカー日本代表 2026 アウェイ ユニフォーム」を発表した。FIFAワールドカップ 2026の開幕に向けたキャンペーンの一環で、サッカーを「競技の枠を超えたカルチャー」として捉える姿勢もあわせて示している。今回、いちばん惹かれたのは“白”の選び方。強い主張じゃなく、受け止める余白から始めているところが、なんだか良かった。

今回の動きは、ユニフォーム単体というより「どう位置づけるか」から組み立てられている。
アディダスは、FIFAワールドカップ 2026の開幕に向けたキャンペーンとして、日本代表の2026アウェイを打ち出した。テーマは、2025年から継続しているという「LIBRE(リブレ)」。ここで言われているのは、サッカーを競技だけで閉じず、カルチャーとして広げていくという見立てだ。

そこからデザインを見ると、まず土台が「真っ白」ではない。ボディは、白いキャンバスをイメージしたオフホワイトをベースにしている。試合の日の照明だけじゃなく、昼の自然光にも置ける色。こういう“どこで着ても浮きにくい白”って、地味に助かる。
コンセプトは「COLORS(カラーズ)」。その上に走るのが、11色のストライプだ。特徴的なのは、ストライプが一本につながりきらず、途切れるデザインで描かれていること。説明では、11色で「異なる個性」を表現するとされている。均一に揃えるより、バラつきごと残していく、という意思が見た目に出る。

色が増えるほど散らかりそうなところを、中央の「赤」で一度受け止める構成も目に残る。中央の赤は「日本サッカーファミリーを象徴する赤」と説明されている。たくさんの色の真ん中に、戻ってこられる一点がある。視線の落ち着き方が、ちゃんと作られている。
記号の話で言うと、ロゴも大きい。今回のアウェイユニフォームは、アディダスのトレフォイルロゴを採用。日本代表ユニフォームでトレフォイルが採用されるのは1995年以来だという。新しい服なのに、時間が一枚重なる感じがするのは、こういう部分だと思う。加えて「アウェイ ユニフォーム仕様のJFAエンブレム」にも触れられていて、ロゴとエンブレムの並びで全体のムードを整えている。

着心地については、「サッカー日本代表 2026 アウェイ オーセンティック ユニフォーム」を対象に、素材・構造が説明されている。ホームユニフォームと同様の3Dボディマッピング技術で作られた、高通気性能のエンジニアードメッシュを採用。汗を吸収して表面へ移動させ、通気性を高め、快適な着用感が持続するとしている。さらに新たに、クライマクール+(プラス)素材を採用し、汗をすばやく吸って水蒸気を外へ逃がすことで高い透湿性を図った構造を兼ね備えるという。カルチャーの話をしつつ、身体の都合もちゃんと拾っている。
買い方(発売日)の設計も、いまっぽい二段階だ。本コレクションは、3月20日(金)18時からアディダス オンラインショップとアディダス アプリで先行発売。翌3月21日(土)から、直営店および全国のアディダス取扱店舗で販売が始まる。

一方で、この情報だけでは読み取れない点もある。価格、サイズ展開、ユニフォーム以外を含む商品一覧、キャンペーンの期間、購入条件や特典の有無などは、提示されていない。
オフホワイトのボディに、11色のストライプ。真ん中に赤。ロゴはトレフォイルで、1995年以来。要素だけ並べると派手なのに、最初に“余白”を置いたことで、着る場所がピッチの外まで自然に広がっていく。ユニフォームが少しずつ「試合の日の道具」から「日常にも置ける服」へ寄っていく、その途中経過が、今回の一枚には素直に出ていた。
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出典
- 原題:水平線のその先へ。もっと、自由に。アディダス「サッカー日本代表 2026 アウェイ ユニフォーム」発表 | アディダス ジャパン株式会社のプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001067.000003301.html




















