春の合図を、鳩の形で。エトロ×「イル・ルオゴ・アイモ・エ・ナディア」にイースター菓子のコロンバ

パネトーネ、パンドーロに続く“季節の菓子”のバトンが、今度は春へ。3月20日(金・祝)から、エトロ銀座本店と公式サイトで数量限定。

食の話題って、派手な新しさより「今年もその季節が来たんだな」と思わせてくれる瞬間が、地味に記憶に残ります。エトロはミシュラン星付きレストラン「イル・ルオゴ・アイモ・エ・ナディア」と組んだイタリアの伝統菓子「コロンバ パスクァーレ」を、3月20日(金・祝)から買えるようにします。

今回のポイントは、味の説明より先に“形”が季節を連れてくるところ。コロンバ パスクァーレは、イタリア語で「鳩」を意味する「コロンバ」の名の通り、鳩の形に焼き上げるイースター(復活祭)の菓子です。カレンダーで知る春もいいけれど、食卓に置いた瞬間に「あ、春だ」と分かる。こういう合図、助かります。

背景にあるのは、続いている協業の流れです。エトロとアイモ・エ・ナディア・ミラノは、同レストランのシェフ、アレッサンドロ・ネグリーニとファビオ・ピサーニとのコラボレーションを2023年から展開。取り組みはパネットーネ、パンドーロの制作から始まり、今回のコロンバへとつながりました。冬の菓子から春の菓子へ、季節に沿ってページがめくられていく感じがあります。

中身は数字で手触りが伝わるタイプ。天然酵母を使い、約45時間かけて発酵。砂糖は控えめにし、アカシア蜂蜜を加えるとされています。素材は新鮮なバターと卵に、カラブリア産のオレンジピール、プーリア産の有機アーモンド。

販売はエトロ銀座本店と公式サイト(ETRO.com)。数量限定で、予定数に達し次第終了。価格は21,060円(税込)で、サイズは34.5×25.6×14cm、内容量は1000gです。1kgという重さは、ひとりで抱えるより、切り分けて時間を共有する場面が自然に浮かびます。

年中行事は、説明から入ると少し遠い。でも菓子の形になると、すっと生活側に寄ってきます。鳩の輪郭で春を知らせるコロンバは、その“近づき方”が穏やか。来年また同じ形を見かけたとき、今年の春の気配が静かに戻ってきそうです。

出典

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