脱毛メニューを選ぶ前に、まず料金の見通しがほしい

脱毛の話になると、効果や部位のことより先に、料金表の前で足が止まることがあります。全身、顔、VIO、回数、都度払い、会員向けの優待。言葉は知っているのに、自分に関係する部分だけを拾おうとすると、急に地図が細かくなりすぎる。

どこでもミュゼプラチナム株式会社は、2026年3月19日に「ミュゼプラチナム」と「どこでもミュゼ」の都度払いプランを含むメニューと料金体系をリニューアルしたと発表しています。あわせて、会員優待制度の対象拡大や、新しい脱毛機「ドルフィン」の各店舗への順次導入も案内されました。

ミュゼプラチナムのメニューリニューアル告知画像

「安いか」より前に、「読めるか」がある

今回の発表でまず目に留まるのは、メニューを利用シーンに合わせて選びやすい構成へ再整理したという点です。脱毛のメニューは、慣れていない人ほど名前の違いを追うだけで疲れます。どの部位を、どれくらいの回数で、どんな支払い方にするのか。そこが曖昧なまま進むと、あとから不安が残りやすい。

都度払いプランについても、コースごとの料金がひと目でわかる設計に見直したとされています。これは単に価格を並べる話ではなく、選ぶ前の緊張を少し下げる話に近いと思います。美容サービスは、気になっている人ほど「聞けばわかる」の手前で止まりがちだからです。

ミュゼプラチナムの料金体系リニューアル資料

ただし、発表内で都度払いの各コース料金がすべて具体的に確認できるわけではありません。実際に申し込むときは、最新の表示、対象店舗、キャンペーン条件、追加費用の有無を確認してから判断した方がよさそうです。

会員優待と初回プランは、入口の違いとして読む

会員優待制度は、すべてのミュゼ会員が利用できる制度へ拡充したと説明されています。どのサービスが対象になるのか、割引率や適用条件がどうなるのかは、会員向けの表示で確認する必要があります。ここは「広がったらしい」で終わらせず、自分の契約や予約の画面で見た方が安全です。

一方で、「どこでもミュゼ」の入口として、はじめての利用者向けプランも示されています。内容は顔とVIOを含む全身脱毛1回。料金は通常38,500円(税込)、初回限定価格7,200円(税込)とされています。初回価格は目を引きますが、その後どう通うのかまで含めて見ると、サービスの輪郭がつかみやすくなります。

ミュゼプラチナムの会員向け案内画像

店舗環境については、新しい脱毛機「ドルフィン」を各店舗で順次導入していくとされています。導入店舗や時期、機器仕様の詳細は発表内では限定的です。施術内容や肌への適性は人によって異なるため、気になる場合は事前カウンセリングや店舗案内で確認したいところです。

申し込みや確認の導線は、会員アプリ「ミュゼパスポート」のマイページが中心です。会員専用ページや、ID・パスワードがわからない場合の再ログイン案内も用意されています。美容の予定も、いまは紙のパンフレットより先にスマホの中で組み立てるものになっているのだなと感じます。

脱毛は、誰かにとっては大きな決心で、誰かにとっては生活の一部です。その差があるからこそ、メニューや料金が読みやすくなることには意味があります。今回のリニューアルは、派手な新サービスというより、選ぶ前のもやもやを減らすための整備として読める発表でした。

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