サイトロンジャパン(東京都新宿区)は、Sky-Watcherの「HEQ5-R PRO赤道儀」を2026年3月20日(金)に発売。Wi‑Fi内蔵でSynScanProアプリ(Android/iOS/PC)から操作でき、USBハブと電源ポートも本体に備える。
星雲や銀河を見たり撮ったりする夜は、セッティングからもう勝負——そんな感覚、ありませんか。株式会社サイトロンジャパン(東京都新宿区、代表取締役:渡邉晃)が、Sky-Watcherの「HEQ5-R PRO赤道儀」を2026年3月20日(金)に発売します。希望小売価格は247,500円(税込)。扱いは天体望遠鏡専門店とサイトロンジャパン直営店のみとされています。

今回のHEQ5-R PROは、操作まわりの話題から入るのが自然です。Wi‑Fiモジュールを内蔵し、専用のSynScanProアプリ(Android/iOS/PC)を入れたスマートフォンやタブレット端末から操作できる仕様。見つけにくい星雲や銀河の自動導入にも触れられていて、暗い場所で「次にどこを触ればいいんだっけ」と手が止まりがちな時間を、端末側に寄せる設計です。
好きポイントをひとつ挙げるなら、ここ。HEQ5-R PROはUSBハブと電源ポートを本体に備え、PC接続のほかガイドカメラやアクセサリー類もつなげる、とされています。機材が増えるほど配線が増えて、配線が増えるほど“どれがどれだっけ”になりやすい。赤道儀のところでいったんまとめられるの、こういうのが地味に助かるんですよね。

駆動や搭載まわりは、数字が並ぶパートです。両軸にベルトドライブシステムを採用。ウォームホイール歯数は赤経軸160枚/赤緯軸144枚。搭載可能重量は約15kgとされています。プレート周りはデュアルアリミゾで、幅広(75mm幅)と幅狭(44mm幅)両方の取り付けに対応します。
一方で、買い替え・置き換えを考える人には注意点も明記されています。EQ5、EQ6との互換性はない、という記載です。導入を検討するなら、ここは一度立ち止まって確認しておきたいところ。

運搬の話も現実的です。マウント重量は約12kg(ウェイトシャフト含まず)。付属の三脚はステンレススチール製伸縮式で約5.7kg。カウンターウェイトは5.3kgが2個。キャリングハンドルを備える、とされています。なお、極軸望遠鏡はオプションで「今夏販売開始予定」と書かれています(年の特定は記載なし)。
インターフェイスは、ハンドコントローラーポート(RJ-45)、オートガイドポート(RJ-12/ST4互換)、USB-A、USB-B、電源ポート(内径2.1mm/外径5.5mm センタープラス)。電源はDC 12V/3A、電源ケーブルはDCシガーソケットタイプです。

夜の現場でいちばん削られていくのは、観測そのものというより「段取りのつまずき」だったりします。HEQ5-R PROは、操作を端末に寄せたり、配線の受け口を赤道儀に集めたりして、そのつまずきを減らす方向へ振った道具として読めました。製品情報はSky-Watcherのページ(https://www.skywatcher.jp/product/equatorial_pedestal/heq5-rpro.html)に整理されています。
出典
- 原題:見つけにくい星雲や銀河も自動で導入。Sky-Watcher「HEQ5-R PRO赤道儀」発売 | 株式会社サイトロンジャパンのプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000374.000007828.html





