京王の大北海道展は、1週目と2週目で別の歩き方になる

百貨店の物産展は、会場に入った瞬間から迷います。ラーメンを先にするのか、甘いものを挟むのか、持ち帰りを最後に回すのか。行き当たりばったりも楽しいけれど、会期の切り替わりを知っているだけで、歩き方が少し変わります。

京王百貨店 新宿店の7階 大催場で開催された「大北海道展」は、2026年3月20日(金・祝)から4月6日(月)までの18日間でした。営業時間は10時から20時まで、3月29日(日)と4月6日(月)は17時閉場。現在は終了済み催事として読む情報です。

ラーメンは週替わりで6店

会期は、1週目が3月20日(金・祝)から29日(日)、2週目が3月30日(月)から4月6日(月)です。大きな柱のひとつは「京王ラーメンフェス」。期間計6店舗が出店し、そのうち2店舗が初登場とされています。メニューはすべて京王百貨店のみで扱う実演形式で、各店1,650円、各日150食販売予定です。

1週目は、札幌の「我流麺舞 飛燕」による「我流札幌特製味噌らーめん」、深川から初登場の「らぁめん道場 極」による「蛯味噌極麺」、札幌の「札幌つけ麺 札幌ラーメン 風来堂」による「札幌味噌 とろとろチャーシュー麺」が並びます。

2週目は、札幌から初登場の「らーめん 山嵐」による「札幌背脂みそ エゾ鹿肉とコーンのせ」、札幌の「麺鍾馗」による「北海道白い味噌ラーメン トリュフ卵 バタースペシャル」、札幌の「コクミンショクドウ」による「京王特製 札幌味噌ラーメン」です。ラストオーダーは各日閉場30分前までと案内されていました。

温かいもののあとに、冷たい甘いものがある

ラーメンのあとに視線が向くのは、ひんやりスイーツです。京王百貨店のみで扱う「ひんやりスイーツ」は13種、会場で楽しめる実演のひんやりスイーツは14社が登場するとされています。

例として、江別・町村農場の「いちごとたっぷり濃厚クリームパフェ」1,296円、夕張・夕張あきんど屋の「たっぷり生いちごと濃厚ミルクのパフェ」1,296円、小樽・小樽洋菓子舗ルタオの「苺づくしのマリアージュパルフェ」1,404円が挙げられています。ルタオのパルフェは各日100点販売予定です。

2週目には、千歳・ジャージーブラウンの「ヨーグルトinソフト」1,080円も入ります。こちらは各日50点販売予定です。温かいラーメンから冷たいスイーツへ向かう流れが、会場の中で自然にできています。

1週目だけの企画としては、「ソフトクリームマルシェ®」が京王百貨店に初登場しました。ソフトクリーム各種は550円、各種各日200点販売予定。3種の食べ比べセットは1,200円で、単品が売り切れている場合は提供できないという注意もあります。さらに、1週目の中でも3月20日から24日、3月25日から29日で内容が切り替わるとされていました。

持ち帰りでは、「道外に常設店が無い」とされるSNOW CHEESEや、札幌農学校の実演、京王百貨店のみで扱う贅沢弁当、平日限定・数量限定の1,080円弁当も紹介されています。会場で食べる人にも、家で続きを楽しみたい人にも、選択肢が残されていました。

この北海道展は、ひとつの催事でありながら、1週目と2週目でかなり別の顔を持っていました。ラーメンは週替わり、ソフトクリームマルシェは1週目のみ、閉場が早い日もある。行く日を決めることが、そのまま食べる順番を決めることになる。そういう催事の設計が、今回のいちばん面白いところだったと思います。