渋谷・青山のココロゴトカフェは、実店舗での就業の場づくりに加えて、在宅でも収入につながるオンラインショップを用意した。店頭と画面の向こうで、支援の形を少しずつ増やしている。
東京都渋谷区渋谷2-9-9 SANWA青山ビル1Fにある「ココロゴトカフェ」が、ウクライナ支援の一環として「Cocorogoto Online Shop」を開設している。中心にあるのは、ウクライナ避難民が制作したハンドメイド作品。買い物が就労支援につながる、という設計だ。個人的な“好きポイント”は、実店舗に来られない人のために「在宅でも収入を得られるように」と書いてあるところ。こういうの、地味に助かるはずだと思う。

ココロゴトカフェの歩みは2014年2月にさかのぼる。株式会社アイディアヒューマンサポートサービスの運営のもと、「心理カウンセラーのいるカフェ『ココロゴトcafe』」としてオープンした。企画は一般社団法人全国心理業連合会(全心連)だとされている。
その後、2024年5月からは「フルーツティーとアートセラピーのお店『ココロゴトカフェ』」として青山にリニューアルオープン。ここが、ウクライナ避難民の就業の場にもなっているという。仕事を通じて日本で働くルールを覚えたり、日本人とのコミュニケーションの中で日本語のトレーニングをしたりする、と記載がある。店頭では、避難民によるハンドメイド作品の販売に加えて、ウクライナ産ワインの提供・販売も行っている。

もうひとつの動線が、オンラインの「Cocorogoto Online Shop」だ。目的として書かれているのは、在宅でも収入を得られるようにすること。取り扱いは、ウクライナ避難民が制作したハンドメイド作品を中心にしている。
オンラインショップのページでは、アクセサリー、インテリア、ファッション小物、絵・写真といったカテゴリーが並ぶ。いわゆる“支援のための品”というより、暮らしの中で普通に手に取れるものとして置かれている印象で、そこがいい。

仕組みは「購入が就労支援につながる」とされ、さらに売上の一部をウクライナ避難民への支援金にする、とも書かれている。一方で、「一部」が何%なのか、支援金の送付先や方法などの詳細は本文からは読み取れない。
運営面では、オンラインショップに店長役も置かれている。ウクライナにルーツを持つ日本在住の大学生として、河瀬姫菜さんの名前が記載されており、商品選定、紹介文の作成、情報発信などを担うとしている。作り手の手仕事が、買い手の画面に届くまでの間を、誰かが言葉と選び方で整えていく。その中間の仕事が見えるのも、この取り組みの輪郭をはっきりさせている。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は「2022年2月24日」に始まった日付として記載があり、記事内では「5年目を迎えます」とも書かれている。ココロゴトカフェの実店舗は10:00〜22:00(年中無休)。店舗ページは https://www.idear.co.jp/cocorogotocafe_aoyama_shibuya/ 、オンラインショップは https://www.cocorogoto.shop/category/all-products?page=2 に情報がまとまっている。店頭で手に取るのとは別のかたちで、家の中の買い物が、どこかの手仕事とつながる回路ができている。
関連画像
出典
- 原題:ココロゴトカフェが「Cocorogoto Online Shop」でウクライナ支援 | 株式会社アイディアヒューマンサポートサービスのプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000047506.html






