春の10日間に、進路の選択肢がぎゅっと詰まる——SAK University「特別追加募集」を読み解く

東京に2025年9月開校予定のSAK Universityが、2026年4月入学向けの「特別追加募集」を案内している。出願から手続きまでのスケジュール、英国国立エセックス大学との提携、学べる領域と学ぶ言語、相談の入口。ひとつずつ並べると、いまどきの“国内で国際基準に触れる”学び方が見えてくる。

PR TIMESに掲載された情報によると、SAK Universityは「2026年度4月入学 特別追加募集」を一般選抜で行う。出願受付は2026年3月20日(金)から3月30日(月)まで、試験日は3月31日(火)。合格通知は4月1日(水)で、入学手続き期間は4月1日(水)〜4月10日(金)とされている。好きポイントはここ。日程が短いぶん、カレンダーに書き写すだけで見通しが立つ感じが、地味に助かる。

今回の話題は、大きく言うと4つに分けて眺めると整理しやすい。

■1)まずは日程。春先の“短距離走”
「特別追加募集」の第5期選考として示されているのは、出願(2026年3月20日〜3月30日)→試験(3月31日)→合格通知(4月1日)→入学手続き(4月1日〜4月10日)という流れ。迷う時間がたっぷりある、というよりは、準備と判断が一直線につながる設計だ。だからこそ、出願に必要なものを早めに確認しておきたくなる。

■2)“どことつながっているか”の情報が、数字つきで置かれている
SAK Universityは、英国国立エセックス大学(University of Essex)と提携しているとしている。
エセックス大学については、Times Higher Educationの世界大学ランキングでTOP350(301–350位)に入ること、The Guardian University Guide 2026で全英12位であること、1964年設立であること、ノーベル賞受賞者を2名輩出したことが記載されている。ランキングはそれだけで結論を出す道具ではないけれど、「比較のための座標」が一緒に置かれているのは読み手にやさしい。

■3)学ぶ中身はIT・AI周辺。ただし授業は日本語
学べる分野として挙げられているのは、コンピューターサイエンス、AI、サイバーセキュリティ。さらに、すべての授業は日本語で実施するとされている。
ここは、留学の代替というより「生活は日本に置いたまま、学びの参照先を海外にも伸ばす」発想に近い。将来的に海外大学院への進学も視野に入れた学修設計、という記述もあり、視線は国内だけで閉じない。

■4)相談の入口が、対面とオンラインの両方で用意されている
進路説明会は個別形式で、対面またはオンラインで行うとしている。オンライン入試ガイダンスは約30分で、終了後に個別相談の時間も設けているという。
また、オープンキャンパス/学校体験イベントは対面またはオンラインで、参加費は無料としている。スマホ・PCから校舎を見学できるバーチャルキャンパスツアーも用意され、教室や設備などの雰囲気をチェックできるとしている。

■確認しておきたい“空白”もある
一方で、今回の掲載情報だけでは、募集人数、募集対象(学部・学科・出願資格などの条件)、試験内容(科目・形式・会場など)、出願書類の具体、学費や入学金、キャンパスの具体住所、各イベントの開催日時や申し込み条件までは読み取れない。
「日程は見える。でも判断材料は自分で集める」。この手の進路情報は、だいたいこの組み合わせでやってくる。

拠点は「SAK University東京イノベーションキャンパス」で、2025年9月に東京に開校するとされている。学部長は土橋直樹。
出願の入口として公式サイト(https://sak.ac/)が案内され、問い合わせ先はSAK University 東京イノベーションキャンパス 入学支援課(TEL:0120-105-977/email:info@sak.ac)。
春の予定が詰まりはじめる時期に、3月20日から4月10日までの一本線みたいなスケジュール表が出てくると、「今週、ここだけは決めよう」が作りやすい。こういう整理のしやすさは、案外、進路選びの味方になる。

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