モータースポーツは、気になる瞬間があっても、追い続けるのがむずかしいジャンルです。決勝が長い。開催日が散らばる。週末の予定と重なる。だから、配信サービスに求めるものは、単に「見られる」だけではなく、あとから戻れることだったりします。
フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」は、2026年シーズンのモータースポーツ配信として、『ENEOS スーパー耐久シリーズ 2026 Empowered by BRIDGESTONE』の決勝全7戦をライブ配信すると発表しました。配信はFODプレミアムで、3月21日(土)の開幕戦から開始。見逃し配信も用意されるとされています。
耐久レースには、見逃しの安心感が合う
スーパー耐久は、市販車ベースの耐久レースです。2026年は全7戦と記載され、開幕戦は3月21日(土)から22日(日)、モビリティリゾートもてぎで4時間×2レース。第2戦は4月19日(日)、鈴鹿サーキットで5時間×1レースです。
シーズンの山場として挙げられているのは、第3戦の富士スピードウェイ「24時間×1レース」です。日程は6月5日(金)から7日(日)で、富士24時間レースとして紹介されています。24時間をまるごと同じ熱量で追うのは、観る側にとっても長丁場です。だからこそ、見逃し配信があることはかなり大きいと思います。
その後は、第4戦が7月4日(土)から5日(日)のスポーツランドSUGO、第5戦が7月26日(日)のオートポリス、第6戦が10月24日(土)から25日(日)の岡山国際サーキット、第7戦が11月15日(日)の富士スピードウェイと案内されています。配信スケジュールは予告なく変更になる場合があるとも記載されています。
レースの種類が、同じサービス内に並ぶ
スーパー耐久は全11クラスに分かれるとされ、近年はアメリカ製車両による「ST-USAクラス」が新設されたとも説明されています。さらに賞典外の「ST-Qクラス」では、水素エンジン車やカーボンニュートラル燃料を使用した車両などが参戦するとされています。順位だけではなく、実験や技術の現在地を見る側面もあります。
FODでは、2026年5月9日(土)開幕の『2026 KYOJO CUP』も全戦ライブ配信するとされています。KYOJO CUPは、2017年に誕生した日本初の女性限定レースとして紹介されています。配信はFODプレミアムのスタンダードコース(月額1,320円)と記載されていました。
さらに、2026年シーズンからFormula 1®は、2030年までの5年間、全戦全セッションで国内独占配信と記載されています。視聴には「FOD F1™ プラン」の契約が必要です。国内最高峰のフォーミュラレース「SUPER FORMULA」も全戦ライブ配信するとされています。
つまり、FODの中で、F1、SUPER FORMULA、スーパー耐久、KYOJO CUPという違う性格のレースが並ぶ形になります。全部を追う必要はありません。24時間のうち数十分でも、週末の4時間でも、あとから戻れる場所があるだけで、観戦の入口はずいぶん広がります。





