3月13日と17日、揖斐川町健康広場で行われた無料の健康教室。60〜80代が中心の2日間は、家に持ち帰れる動きと“呼吸のコツ”まで用意されていました。
運動の話って、最後に「大事なのは分かってるんだけど」で止まりがちです。岐阜県揖斐郡揖斐川町では3月、フィットイージーと揖斐川町が組んだ健康教室「すぐ実践!お家エクササイズ!」が開かれました。好きポイントを一つ挙げるなら、「座ったままでも参加できる」設計。こういうの、地味に助かるんですよね。

会場は揖斐川町健康広場の2階、多目的競技室(〒501-0603 岐阜県揖斐郡揖斐川町上南方853-49)。時間は3月13日(金)と3月17日(火)の各日10:30〜12:00で、参加費は無料でした。参加者は60〜80代が中心で、13日は18名、17日は25名。2日で43名という人数から、健康づくりが「興味はあるけど、きっかけ待ち」になりやすいことも、逆に「場があれば集まれる」ことも見えてきます。
この教室が向き合ったのは、「運動が大切と分かっていても続かない」「何から始めればよいか分からない」といった悩み。テーマは「~10年後も好きなものを楽しむために~ 無理なく続けられる『すぐ実践!お家エクササイズ!』」でした。記録を伸ばすより、生活の延長線で体を整える——言葉の置き方が、参加のハードルを少し下げてくれます。

講師は藤川祐子インストラクター(FIT-EASY千種店)。当日のプログラムは、ウォーミングアップ&脳トレから始まり、体力測定をはさんで、自宅で実践できるエクササイズ(ストレッチ&筋トレ)へ。さらにチャレンジ有酸素運動としてのリズム体操、クーリングダウン、質疑応答という流れです。ポイントは「施設でやる特別メニュー」ではなく、家で反復できる要素をきちんと残しているところ。
なかでも中心になったのが、座ったままでできるストレッチや脳トレ。動ける人のペースに合わせるより、「まず参加できる体勢」をつくる設計でした。運動って、始める前に疲れてしまう日もあるからこそ、この順番は効いてきます。

質疑応答では、運動中の呼吸について質問が出たそうです。「力を入れるときに吐き、伸ばすときも自然に呼吸を行うなど、ご自身が心地よいと感じる方法で無理なく行うことが大切」。回数やフォーム以前に、“続けられる感覚”へ戻してくれる言い方で、家で思い出しやすい一行だなと思いました。
イベント後には、藤川インストラクター監修の「就寝前・起床時に効果的なストレッチメニュー」も配布されました。夜と朝という、いちばん生活に近い場所に置ける紙一枚。教室の時間が、そのまま日常につながるための小さな橋になっています。

背景には、フィットイージーと揖斐川町の継続的な連携もあります。これまで「いびがわマラソン」で公式アンバサダーを3年連続で務めたこと、今年度は「特定保健指導対象者への健康支援」「揖斐川町主催の健康教室へのインストラクター派遣」を行っていることが示されています。今回の健康教室は、両者が協力して初めて実施した取り組みとして位置づけられ、また「これまでの全3回の健康教室」を通じた動きの中にも置かれていました。
「続かない」を意志の問題にしないで、座ったままの数分から始められる形にする。呼吸のコツを一言で持ち帰れるようにする。寝る前と起きたときに見返せる紙を渡す。揖斐川町の会場で用意されていたのは、そんな小さな入口でした。運動って、こういう入口がいちばん頼もしいのかもしれません。
関連画像
出典
- 原題:フィットイージー × 揖斐川町 「すぐ実践!お家エクササイズ!」を開催しました | フィットイージー株式会社のプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000808.000099487.html







