2005年、秋田県美郷町のラベンダー畑で紫に混じって咲いていた白い花が、「美郷雪華(みさとせっか)」という名前を得た。その花のエキスを使った2ステップのスキンケアセットができて、町役場では関係者向け、道の駅では誰でも立ち寄れる体験会が開かれる。
ラベンダーと聞くと、まず香りを思い浮かべませんか。ところが「美郷雪華」のスキンケアは、精油も香料も入れない選択をしている。ラベンダーの看板を掲げつつ、あえて足し算しない。こういうの、地味に気になるんです。

始まりは2005年(平成17年)。秋田県美郷町のラベンダー畑で、紫色の中に白い花が一株だけ混じって咲いていたという。そこで見つかったホワイトラベンダーは、「美郷雪華(みさとせっか)」と名付けられた。
その「美郷雪華」から抽出したホワイトラベンダー花エキス(整肌成分・配合4%)を使って、町の人たちとの共同企画で「美郷雪華スキンケアセット」が形になった。セットは2ステップで、ミストタイプの化粧水(50mL)と、ポンプタイプの乳液(50mL)の組み合わせ。容器デザインは写真とイラストの2パターンで、写真の案は町民のアイデアから生まれた、とされている。

ここで立てたい“好きポイント”はひとつだけ。ラベンダーなのに、香りを足していないところ。資料では「精油・香料は一切無添加」と書かれている。ラベンダー=香り、のイメージをいったん横に置いて、肌の感覚に寄せていく感じがある。開発に関わった人自身が化学物質過敏症で敏感肌、という記載もあって、「香りで気分転換」より「余計な刺激を増やさない」に重心を置いた設計なんだろうな、と想像がつながる。
水にも注釈がつく。独自の特許製法で作られた「機能還元性イオン水」を使い、成分表記としては水とミネラル塩(いずれも保湿成分)とされている。

お披露目の場はふたつ。2026年3月11日14:30〜15:00に美郷町役場で、関係者向けの説明会がある(主催:美郷町役場 商工観光交流課 商工観光交流班)。翌3月12日10:00〜12:00には、道の駅美郷内(食堂前フリースペース)で体験会「〜美郷雪華化粧品体験会〜」。申し込み不要で、どなたでも参加できる。
体験会ではスキンケアを試せるほか、ハンドケア(まここち・小松田真知子/横手市)、ネイル(爪屋さん Join place・新井一恵/美郷町、福祉ネイルfukuwarai・永澤宏子/大仙市)、開発トーク(ノイ合同会社・大間知紀子/茨城県)も予定されている。問い合わせはJoin placeのインスタグラムDMと記載。

一点、資料内で3月12日の曜日表記が混在しているため、日付まわりは直前に公式情報で確認しておくのがよさそうだ。
白い一株のラベンダーが、名前を持って、町の人の案までまとって、洗面台に来る。しかも“ラベンダーなのに無香料”。ここにちょっとした芯があって、なんだか静かに覚えていたくなる。
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出典
- 原題:秋田県美郷町と共同企画し開発したホワイトラベンダー“美郷雪華”スキンケアセットが誕生 3月12日(木) 新発売イベント開催 | ノイ合同会社のプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000174431.html





