大阪と奈良の県境、暗峠(くらがりとうげ)。坂道の先に、カフェや動物、遊び場、キャンプが同じ敷地に集まった「クラガリビレッジ」がある。2026年3月1日(日)から、装い新たに。
一日がかりの遠出はしんどい。でも、家の空気のままだと少し足りない。そんな日に、峠って案外効くんですよね。暗峠の「クラガリビレッジ」は、里山の景色に寄りかかりながら、15時までのカフェ時間で気持ちに区切りをつけてくれる場所です。

暗峠という名前だけで、ちょっと身構える。実際、周辺は坂が急で、道幅が狭い区間があるそうです。スイスイ行ける道の気楽さとは違って、ハンドルを握る手に少しだけ力が入る。だからこそ、カーブを抜けたときの空の広さとか、木の匂いがやけにくっきりする。行くところからもう「峠に来た」感じが残ります。
その峠にあるのが、株式会社タカラ開発と株式会社ビーが共同で運営する体験施設「クラガリビレッジ(KURAGARI VILLAGE)」。カフェ、キャンプ、動物、アスレチック、小川遊び。要素だけ並べると欲張りなのに、ここでいちばん“いいな”と思ったのは、中心に置ける時間が短いこと。

リニューアル後の「egg cafe(エッグカフェ)」は、営業時間が10:30〜15:00(L.O.14:30)。定休日は毎週水曜日です。朝から夜までダラダラできない。これ、地味に助かるんですよ。予定を立てるのが苦手な日でも、「お昼を食べて、少し歩いたら帰る」っていう半日の形が、最初から用意されている。
支払いは券売機で、クレジットカード、電子マネー、現金、PayPayなどに対応。山の中ほど、こういうところが現実的だとホッとします。

メニューは、プレミアムオムライスセットや、アローカナ卵を使った卵かけごはん(TKG)、極上プリンなど。アローカナ卵は「3日に1度しか採れない」と書かれていて、希少性の話はさておき、理由がひとつあるだけで食べ方が少し丁寧になる。里山の空気って、こういう“当たり前のごほうび”を静かに増幅してくれる気がします。
食後は、敷地をぶらぶら。山羊、ミニチュアホース、鶏、アヒルが暮らしていて、展示というより生活の気配が近い。巨木アスレチック、ブランコ、滑り台、トランポリンもあって、小川遊びもできるそう。大人は腰を下ろして待つだけでも時間が進むし、子どもが勝手に忙しくなる場所がある、というのもありがたい。

キャンプは「朝とれたまごBASE(ベース)」。宿泊はチェックイン13:00〜16:00、チェックアウト翌11:00。定休日はなし(無休)とされています。日帰り利用(デイユース)は2026年3月中旬から使えるようになる予定。なお、こちらの支払い方法は現金のみ。カフェと手触りが違うので、財布の中身だけは要確認です。
所在地は奈良県生駒市西畑町880-2。駐車場は45台。アクセスは安全のため奈良側(生駒側)からを推奨、とあります。地図アプリに任せきりにしないほうがいい、という含みも読み取れる。峠の緊張はあるけれど、そのぶん到着してからの空気がちゃんと変わる——暗峠ってそういう場所なのかもしれません。

15時が近づくと、山の時間が日常へ戻る合図みたいに感じられます。峠の空気をひとつ吸って、景色を一度だけ目に入れて帰る。半日で気分が入れ替わるって、案外ぜいたくです。
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出典
- 原題:【2026/3/1リニューアルOPEN】大阪・奈良県境「暗峠」で、里山の休日を。絶景×たまご×キャンプ×どうぶつを一度に楽しめる「クラガリビレッジ」が本格始動 | 株式会社ビーのプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000175788.html





