2026年3月18日発売予定の光文社新書『マネジメント術で読むプロ野球監督論』(著:ゴジキ)は、監督の采配や言葉を「組織マネジメント」の視点で読み直す一冊。発売前に重版が決まり、カバーも公開された。
仕事でも家庭でも、「やること」は同じでも、場の空気ひとつで進み方が変わる日がある。誰かの一言で温度が上がったり、逆にスッと冷えたり。あれ、地味に疲れますよね。そんな“空気の扱い方”を、プロ野球の監督たちの言葉から拾っていく新書が出ると聞いて、ちょっと気になっています。

『マネジメント術で読むプロ野球監督論』(ゴジキ/光文社新書、2026年3月18日発売予定)は、プロ野球の歴代監督たちの采配やコメントを、組織の運用として読み解く本です。発売前に重版が決まっているそうで、カバーも見られるようになりました。
この本の「好きポイント」をひとつ挙げるなら、監督の仕事を“派手な決断”じゃなくて、“空気を整える作業”として見せてくれそうなところ。
采配って、どうしても最後の一手みたいに語られがちです。でも現場の実感としては、その前段にある調整のほうが長い。任せる範囲をどこまでにするか。叱るなら、いつ・どの言い方で。言わないほうがいい瞬間もある。こういう小さな選択の積み重ねが、チームの輪郭を決めていく——その読み替えが、今っぽいなと思いました。

扱われる監督名も、タイプが一色ではありません。原辰徳、落合博満、岡田彰布、伊東勤、栗山英樹、緒方孝市、工藤公康、辻発彦、中嶋聡、高津臣吾、新庄剛志、小久保裕紀、阿部慎之助。名前を眺めるだけでも、「同じ問いでも、返し方が全然違いそう」と想像が膨らむ。理想のリーダー像を一本に決めるより、状況に合わせて“効くやり方”が変わることを確認する、そんな読み方ができそうです。
著者のゴジキは野球評論家・著作家。新書としては352ページ(予定)で、価格は1,276円(税込)。タイトルは硬めに見えるのに、入口はむしろ、日常の「場の整え方」に近い。そこが面白いところだと思います。
強い言葉で引っ張る日もあれば、あえて言葉を減らす日もある。監督の言葉を“勝負の名言集”としてではなく、空気を整える技術として眺めると、勝ち方の話が、私たちの足元にある調整の話にすっと降りてくる気がします。こういう視点、静かに効いてきそうです。
出典
- 原題:発売前重版決定の話題作!『マネジメント術で読むプロ野球監督論』書影を解禁 | 株式会社BOTANICOのプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000110808.html





