神奈川・三浦海岸を拠点に、富士箱根エリアで過ごす8泊9日。英語を共通言語にした共同生活のなかで、和太鼓や茶道、金継ぎなどを入口に“探究”していく。申し込みに関するオンライン説明会は3月に追加日程が出ている。
夏休みの予定を決めるときって、わくわくと同じくらい、現実の段取りが頭を占めませんか。仕事の調整、送迎、そして「遠くへ行く」ことにまとわりつく、説明しきれない落ち着かなさ。そんな気分のままでも読める話として、2026年夏に行われる宿泊型プログラム「Summer Camp in Japan 2026」がある。

「海外に行けば早い」と分かっていても、渡航には距離も手続きも不確定要素もついてくる。子どもが大きくなるほど、本人の気持ちも含めて、簡単に背中を押せない場面が増える。だからこそ、“国内で完結する短期留学の手触り”という発想が、すっと刺さる家庭もあるのだと思う。
「Summer Camp in Japan 2026」は、2026年7月18日(土)から7月26日(日)までの8泊9日。神奈川県・三浦海岸を拠点に、富士箱根エリアで過ごすプログラムで、対象は10歳以上から高校3年生まで。共通言語は英語で、生徒とスタッフは少人数のチームを組んで共同生活を送る。
ここで私が「これ、ちょっと好き」と思ったのは、日本文化を“英語で言い直す”設計になっているところだ。和太鼓、書道、茶道、金継ぎといった題材を入口に、探究型のプログラムを行うという。自分の国のことなのに、いざ説明しようとすると言葉が足りない瞬間ってありますよね。日本語でも難しいのに、それを英語でなんとか形にしていく。照れくささと手応えが、同時に残りそうだな、と。
もちろん、英語は「レッスンの時間」だけで使うものではない。歯みがきの順番、片づけのルール、ちょっとした気まずさのほどき方。共同生活は、そういう小さな調整の連続で、そのたびに言い換えや身ぶりが増える。こういうの、地味に効くんですよね。授業の正解とは別の場所で、「通じた」の経験が積み上がっていく。

参加予定国として挙がっているのは、イギリス、ハワイ、シンガポール、台湾、韓国、マレーシア、ネパール、フィリピン、カンボジア、ウズベキスタンほか。英語の速さや発音の違いだけでなく、冗談の間合い、距離感も少しずつ違う。語学力の優劣というより、「自分の当たり前」をいったん外に出してみる時間が増える——そんなイメージのほうが近いかもしれない。
指導は各分野の専門家が担当し、ゴスペルではハワイから指導者を招く予定もあるという。プログラムが掲げるねらいとしては、伝統文化に潜む“答えのない問い”を手がかりに、考える力や表現につなげること、共同生活を通じて主体性や実行力を育てることなどが挙げられている。言葉としては大きいけれど、読み替えるなら「いつもの世界を、別の角度からやり直す」時間なのだろう。
申し込みに関する無料のオンライン説明会は、3月に追加日程が出ている。日程は、3月7日(土)14:00〜14:45、3月13日(金)19:30〜20:15、3月19日(木)19:30〜20:15で、いずれも45分。なお、手元の情報では開催年の明記が見当たらないため、参加を考える場合は案内元で年次の確認をしておくと安心だ。
説明会で扱うのは、プログラムの詳細、費用や参加条件、質疑応答、申し込み方法。申し込みはGLI公式LINEから「SCJ説明会(○月○日)」と書いてメッセージを送る形だが、本文中でリンク先が省略されている箇所もある。
まずは去年の空気感をのぞきたい人には、公式ブログに2025年の開催レポート(動画・写真・詳細)がまとまっている。https://gli-english.com/summer-camp-in-japan-report/ 。主催は、コンサルティング型英会話スクールのGlobal Learner’s Institute(GLI)。晴海・広尾・武蔵小杉の校舎とオンラインで、CLIL(内容言語統合型学習)を用いた探究的な学びを掲げている。
三浦の海の気配を背中に、富士箱根エリアへ。知っているはずの日本文化を、いったん英語で持ち上げてみる。夏休みの記憶って、行った場所の名前より、誰と、どんな言い換えをして、どこで笑ったか——そういう断片が長く残ったりします。そんな種類の夏を探しているなら、候補のひとつとして覚えておきたい。
出典
- 原題:「Summer Camp in Japan 2026」説明会の3月追加開催が決定 ~日本にいながら、世界基準の学びを~ | 株式会社鏑木教育コンサルティングのプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000084467.html





