「間に合わなかった日」にも置いていかれない——Free Life LABの“戻れる設計”が気になった

参加者の93%が幸福度の向上を実感、3カ月以上の継続率は89%。数字は強いけれど、私がいちばん惹かれたのは別のところ。平日朝の15分ヨガも、夜のガイド付きジャーナリングも、ライブとアーカイブの両方で参加できる——遅れた日でも戻ってこられる作りだった。

朝、家のことと仕事の支度で手がいっぱいになると、気持ちはどうしても後回し。夜は夜で、スマホを見ながら一日を反省だけで終わらせてしまう……こういうの、地味にあるあるですよね。そんな生活のすき間に、「幸福度が上がった人が93%」という数字が差し込まれてきました。

ウェルビーイング界隈の大きな数字って、正直、ちょっと身構える。93%と言われると「ほんとに?」が先に立つし、89%の継続率も、根性論に見えてしまう。

でも、合同会社インフィニティが運営するオンラインコミュニティ「Free Life LAB」(2024年7月に始まったとされます)の中身を追っていくと、数字の手前に、もう少し生活っぽい工夫がありました。

私の“好きポイント”はここです。

朝のオンラインヨガ(平日毎朝15分)も、夜のガイド付きジャーナリング(平日毎晩)も、ライブ参加とアーカイブの両方に対応していること。

これ、言い換えると「間に合わなかった日」を、最初から想定してくれている設計なんですよね。

15分のヨガは、気合いを入れてスケジュールを空けるというより、歯みがきの横にそっと置ける長さ。とはいえ、現実はバタつく。朝は子どもを起こしたり、ゴミ出しに追われたり、会議が前倒しになったり。そんなときにライブに乗れなくても、アーカイブがあるだけで、失敗の気配が薄まるんです。

夜のジャーナリングも同じで、毎晩きっちりやるのは難しい。だからこそ「できなかった日」を“欠席”にしない仕組みが、案外効く。ジャーナリング自体は古くからある習慣だけど、ガイドがあると、反省が反省のまま暴走しにくいし、あとから追いかけられると思うと、気持ちの置き場が少し増える。

インフィニティは、ウェルビーイング学会が主催する「THE WELLBEING WEEK 2026」に、今回初めて参加します。全国規模の取り組みで、2026年で10回目。テーマは「人類と地球のウェルビーイングを目指して(May all beings be well and happy)」とされ、個人の整え方だけで終わらない広さがあります。

そこで行われるのが、「ジャーナリングと瞑想で“自分整え習慣”を身につける60分講座」。流れは3ステップ。

STEP1:モヤモヤ出しジャーナリング(担当:水谷圭)
STEP2:優しく整うリセット瞑想(担当:星野はるか)
STEP3:わたしの「大切」を書き残すワーク

書いて、いったん静かにして、最後に残す。60分の中に、頭の散らかりをほどく順番が用意されているのがわかります。

日時は2026年3月15日(日)13:30–14:45。会場は武蔵野大学 武蔵野キャンパス 1号館1階 1103教室。参加費は無料で、一般参加も可能とされています。

数字に目がいく話題だけれど、実際に残るのは、たぶん数字じゃない。遅れた日でも戻ってこられる——その“戻り道”があるかどうか。生活のなかでは、そこがいちばん大事だったりします。

毎日を完璧に整えるのは無理でも、崩れたあとに戻れるかどうかは工夫できる。Free Life LABの「ライブでも、アーカイブでも」という作りは、その戻り道を最初から太くしている感じがしました。93%という数字を信じるかどうかはさておき、私がちょっと好きだったのは、そこです。

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