家だとこじれがちな進路の話を、いったん“情報”に戻す。3/13さいたま・3/16横浜「進路ミーティング」

高校生と保護者向けの進路相談会が、2026年はさいたまと横浜で開催。参加費は無料、入退場も自由。13:00〜17:00の午後に、大学・専門学校の担当者と短く話せる。

春が近づくと、子どもの予定表は部活やテストで埋まっていくのに、進路の話だけがぽつんと手つかずで残ることがあります。聞きたいことはある。でも家で切り出すと、空気ごと重くなる——あれ、地味に疲れますよね。そんなとき、会話の温度を少しだけ変えてくれそうな場として、毎年3月に開かれている「進路ミーティング」が、2026年はさいたまと横浜で行われます。

進路の話は、親子の距離が近いほど熱を帯びやすいものです。本人のことを思って言った一言が「分かってない」に聞こえたり、逆に本人の「好き」に親の不安が追いつかなかったり。生活の延長線にある会話だから、感情が混じるのは自然で、だからこそ“外の言葉”が少し入るだけで、同じ話でも聞こえ方が変わることがあります。

「進路ミーティング」は高校生と保護者を対象に、大学・専門学校の出展ブースが並ぶ相談会。会場には相談コーナーも用意され、個別に相談できるとされています。誰かに結論を出してもらう場所というより、頭の中の「あれもこれも」を、いったん棚卸しする場所。そういう使い方が似合いそうです。

条件もシンプルで助かります。参加費は無料、入退場は自由。時間は両会場とも13:00〜17:00(受付は12:30〜)。朝から気合いを入れて参加するというより、午後のどこかを切り取って立ち寄れる設計です。

今回の“好きポイント”を一つ挙げるなら、大学も専門学校も、同じフロアに並ぶところ。進路という言葉が受験の話に引っぱられすぎると、選び方が一気に「偏差値」だけの軸になりがちです。でもここでは、学び方の違い(大学でじっくり、専門で職に近く)みたいな別の軸が、同じ距離で目に入る。こういうの、迷子防止みたいに効いてきます。

出展校の例を挙げると、さいたま会場は埼玉県立大学、東京外国語大学、上智大学などに加え、専門学校では東京栄養食糧専門学校/東京調理製菓専門学校、ハリウッド美容専門学校、草苑保育専門学校などが参加予定。横浜会場は横浜市立大学、茨城大学、国際教養大学といった国公立大に加え、神奈川大学、関東学院大学、明治学院大学などが並び、専門学校は日本外国語専門学校や横浜未来看護専門学校などが参加校として記されています。

こういう場での会話は、派手である必要がないのもいいところ。資料を受け取って、担当者に「どこを見ればいいですか」と聞くだけでも十分です。家に持ち帰る“情報の粒度”が変わると、次の会話が少し楽になります。

開催は2日間。2026年3月13日(金)はソニックシティビル 地下一階 展示場で「さいたま進路ミーティング2026」(後援:埼玉県教育委員会)。2026年3月16日(月)は横浜新都市ビル そごう横浜店9階(新都市ホール)で「横浜進路ミーティング2026」(後援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、川崎市教育委員会)。どちらも対象は高校生と保護者です。

進路の話は、答えが一つに決まらないぶん、家の中だと「正しさ」だけが先に育ってしまうことがあります。大学と専門学校の名前が同じ距離で並ぶ会場は、華やかというより、淡々と現実が置かれている場所。帰り道に残るのは達成感というより、「輪郭が少しだけ見えた」という静かな手応えかもしれません。

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