発達障がい児専門フォトグラファーとして活動している岩見尚子さんが、初の写真展「みんなちがってみんないい」を7/29(金)〜31(日)に大阪府大東市の大東市立総合文化センター市民ギャラリーサーティーホールで開催します。
◆発達障がいを持ったお子さまを専門に撮る理由
尚子さんは、お子さんの「今」を「一生」の宝物に。心のバリアフリーを目指して活動をされていますが、なぜ発達障がいを持ったお子さまやそのご家族の撮影に重きを置いたのか。
「私の子どもが発達の遅れがあり、
「もしかしたら?」という思いから、
発達障害のことについてたくさん調べてきました。そして、
スタジオ写真館で撮影してた経験から、
スタジオ写真館での写真撮影は、
発達凸凹があるお子さんたちにとって難しく感じる部分があるんじゃないか?
と気づいたのです。お子さんの特性を受け止めることができるフォトグラファーだったら、
写真に撮られるというハードルがグッと下がるんじゃないかな。」ということが、きっかけでした。
ご自身の子育ての中の出来事から、
お子さんの特性上、撮影が難しいと感じていたご家族の気持ちに寄り添うことができたらと始めた尚子さん。
今ではスタジオ勤務のご経験、フリーのフォトグラファーとしての実績と信頼から、個人撮影のみならず企業から子育て関連のイベント等の撮影依頼があるほど大人気です。
◆「知ろう」「理解しよう」と歩み寄るきっかけに
尚子さんは、
この写真展をきっかけに、発達障がいや障害に触れ、気づきを得てもらいたい。
さらに「知ろう」「理解しよう」と歩み寄ってくださると嬉しいです。
と想いを込めており、
「今回の写真展を入場無料で開催したい!」と先日までクラウドファンディングを実施。
目標金額100万円に対し、着地は146万超え(達成率146%)と多くの方の支援、想いを載せて、今開催準備が佳境を迎えている頃だと思います。
写真展では、パネル展示のだけではなく7/30(土)には“Let’s親子でふれあいタイム”と題して、写真展会場内でご家族や親子さん向けにワークタイムも開催されます。
積極的に参加できなくても、写真を見ながら耳だけ傾ける、ちょっと離れたところから見る、全力で参加する♪どんな形でもいい!来場される方が、その時の気持ちに沿っていられるようにと事前の申し込みも不要です。
“発達障がい“この言葉は近年よく耳にするようになり身近になってきていますが、大きな括りにしかすぎず、どんな風に現れるのかは、その人それぞれ。
それ故に、理解して歩み寄って接するというところまではなかなか浸透していないというのが現状なのかもしれません。
だからこそ、そういった方に寄り添い撮影ができる尚子さんのお写真には、お子さんの成長の過程、ご家族の温かい表情がたくさん詰まってるのではないでしょうか。
きっと、来場されたみなさんの心の中に何かホッとするような、そして発達障がいという世界を知ってみようと思うような空間になることでしょう。
開催情報
日程:2022年7月29日〜7月31日
時間:10:00~17:00(31日は16:00まで)
会場:大東市立総合文化センター 市民ギャラリー
(詳細等のお問い合わせは、岩見尚子さんへメッセージにてお問合せください)